●本人を交えて家族で考える。
家族の意見を統一し、世代間のライフスタイルの違いによる、トラブルを避け、互いに納得して設計に入る。
私達ケイ損やセキ損の殆どは自分で語ることが出来ますが、障害者の中には自分の思いを言葉にだせない方もいます。また、高齢者は家族に対して遠慮があると思います。高齢者や障害者の問題を自分の問題としてとらえる為にも、高齢者や障害者の擬似体験は役に立つと思います。
●家族のプライバシーが守れる事
(ホームヘルパーさんの世話になる事がある)
私はホームヘルパーさんらの世話になっています。トラブルを避けるために、ヘルパさん達も努力していますが、受ける側もそれなりの努力をする必要があります。ホームヘルパーさんが我が家の二階にいくことはありません。
●保健・福祉(理学療法士・作業療法士・ケースワーカー)の専門家に相談する
我が家は間取りを建築業者のほうからファックスでセキ損センターの医用工学室に送り、相談しました。階段下の車椅子の収納庫は医用工学室の松尾さんのアイデアです。
●今からの生活をイメージして何が必要か、何が必要ないかよく考える。
●不要なものを処分する。(部屋を広くするため)
●建築面の条件を整理して、費用について話し合う。
●障害者や高齢者、そして家族の状況を把握し、家の中の動線を考慮しつつ、また将来の予測しておく。
(ドアや部屋が狭い場合は、回遊性の家にする)
車椅子の動線を考えておかないと後向きで車椅子を漕ぐこととなります。
●建築会社に十分要望を伝える(建築会社の常識を越えることがある)
●福祉機器を利用されたし(値段が高い)
段差解消器、電動昇降式調理台、天井走行リフト、呼気式環境制御装置、電動昇降式便座付便器、階段昇降機、入浴介護リフト、褥瘡(じょくそう)防止用ベッド空気マットなど、多くの福祉機器が開発されている。取り付ける場合、物によっては取り付けが難しいのもある。
★我が家の福祉機器
電動ベッド、サイドテーブル二つ、天井走行リフト、リフト、外出用車椅子、スタンディングテーブル
★リモコン類
テレビ・ビデオ、エアコン、蛍光灯
★必需品
携帯電話
コードレス電話(ドアホン対応、内線コール可能、ファックス対応)
手が届く範囲にいつもこの電話をおいて貰っています。防犯にも役に立つし。家族やヘルパーさんを呼ぶのに役立ちます。